こんにちは、ボムクン(@bombkun1)です。
新卒からプログラマーとして働き今年で13年目になります。
今回は普段仕事でプログラマーとして働く私が使っている開発ツールを紹介します。
これからプログラマーになりたいと考えている人に参考になればと思います。
Visual Studio
私は普段は仕事でWindowsのデスクトップソフトの開発を担当しています。
Windows系プログラマーの場合は統合開発環境(IDE)についてはVisual Studioほぼ1択と言ってよいでしょう。Visual Studioとはマイクロソフト社が作っている統合開発環境で以下のような特徴があります。
- 強力なインテリセンス(入力支援補助)
- サポートしている言語が多い(C,C++,C#,TypeScript等)
- 無料でも使える
Visual Studioのインテリセンスについては本当に強力で、コードを1文字入力するだけで自分が欲しい候補文字列をパッと表示してくれます。以下Microsoftのサイトからの引用画像です。↓

また、余計な候補文字列は表示されないとても頭の良いインテリセンスで他の統合開発環境でこれに勝るものは無いでしょう。
料金については、最新だと無料版のVisual Studio 2017 Communityというのがあります。勉強用に使うだけならこれでOKです。ビジネス用に使うとなると有償のライセンス契約を結ぶ必要がありますが、それは勤務先の企業が考えることなのでここでは割愛します。
Subversion
次はバージョン管理ツールSubversionです。
バージョン管理というのはカンタンに言うとタイムマシンのようなもので、ソースコードの状態をバージョン毎に管理することで、1日前の状態や1週間前の状態にカンタンに戻したりすことができるものです。
バージョン管理ツールと言われるものはSubversion以外にも様々ありますが、カンタンに使えて世界的にユーザーも多いこともあり私の職場ではSubversionです。
カンタンにさわりだけ紹介すると以下のような機能があります。
- 以前のソースコードの状態に戻す
- 他の人が変更したソースコードをボタン1つで取得
- オーバーレイアイコンで変更したファイルが一目瞭然
バージョン管理をすると開発を効率良く行うことができるのでストレスが減ります。1人で勉強用に開発する場合もバージョン管理ツールを使うのはアリだと思います。
Skype
リモートワークをしている人も多いのでSkypeは良く使います。
インターネットがつながれば世界中のどこにいても会話ができたり、ファイルを送ったりすることができるのでとても便利です。しかも無料ってのがすばらしい。
ちゃっと形式で会話することができるので、いちいちメールにするのも微妙だなっていう内容でも気軽に聞けるのでプログラミングしながら頻繁に使っています。
WinMerge
WinMergeはソースコードの差分チェックツールです。以下はWinMergeのサイトからの引用画像です。↓

プログラミングをしているとソースコードの差分をチェックする機会がとても頻繁にあり、私は以下のような場面でWinMergeで差分を確認しています。
- 修正したソースコードをレビューする時
- 修正したソースコードをデータベースへ反映する時
- バージョンアップで何のソースが変更されたか確認する時
ざっくりとですが、このような感じです。
ソースコードの差分チェックツールを使うことで意図していない箇所の変更を見つけたり、差分を見ることで効率的に不具合を見つけたりすることができます。
便利なツールなので知らない人はインストールするべきです。
TeamViewer
このTeamViewerはそこまで頻繁に使いませんが、どのようなツールかをカンタンに言うとリモートで他の人のPCが操作できるツールです。
遠隔地で働いている人に対して相手のPCを操作したい時がたまにあります。相手のPCでしか不具合が再現しないとか、PCの状態がおかしくなった時とか。
そんな時にTeamViewerを使います。
でもWindows標準で付いているリモートデスクトップでいいのでは?というのもたまに言われますが、Windows標準のリモートデスクトップだとリモート先の人は自分のPCを見ることができないというデメリットがあります。それがTeamViewerにはありません。
リモートの元と先で一緒に画面を見ながら操作を行うことができるのがTeamViewerです。
Googleドキュメント
オンラインで使えるGoogleのOfficeみたいなやつです。以下のツールが含まれています。
- 文書管理
- スプレッドシート
- プレゼンテーション
- 図形編集
オンライン上でファイルを編集して、オンライン上に置いてくれるのでブラウザ(Chrome)があれば自由にアクセスし編集できます。これさえあればローカルに置いていてサーバーに上げてなかったなんてこともありません。
まとめ
カンタンにですが、プログラマーの私が仕事で使っているツールを紹介しました。
Windows系プログラマーなのでWeb系プログラマーと使用しているツールは違うかもしれませんが、ある程度イメージはできたのではないでしょうか。
ツールに慣れ親しんでおくと仕事もスイスイ進むのでプログラミングだけじゃなく、ツールの使いかたも時間を見つけて学びましょう。